くくりわなでの捕獲事例


獣道(通り)の確認

ここでは、くくりわなで高い捕獲実績を上げている愛媛県内の「名人」と呼ばれる狩猟者の捕獲技術を学んでいただくため、現地でのわな設置作業の様子を映像で紹介します。
なお、わなを設置した場所にはセンサーカメラを設置し、くくりわなに対する動物の反応や捕獲状況を記録しました。


わなの設置作業を記録した映像では、名人の自作したわなの紹介や、設置の際の注意点などを名人自らが解説しており、大勢が参加する研修会などでは確認しにくい手元の動きや作業の意図などをじっくりと学ぶことができます。


わなの設置に使う名人の道具類

ワイヤーの浮上り防止竹

 


ワイヤーのより戻し部

 

また、センサーカメラの映像では、捕獲に成功する様子のほかにも、イノシシが環境の変化を察知し、後ずさりしたり、ワイヤーの露出部を見つけて慌てて逃げていく様子、わなの端を踏み、間一髪で逃げていく様子なども収録されています。


参考動画(タイトルをクリックください。)
  • 内山名人の仕掛け方
    (宇和島市津島町)
    内山氏は、年間200頭以上を捕獲する狩猟者です。県下の研修会でも講師として活躍されています。

  • 山本名人の仕掛け方
    (内子町)
    山本氏は野生動物の習性を熟知した地元猟友会でも中心的な役割を果たしている狩猟者です。

  • わなの存在に気づき、 慌てて逃げるイノシシ
    (宇和島市津島町)
    わな設置直後、イノシシは通りの変化に気付き逃げています。

  • くくりわなによるイノ シシの捕獲
    (内子町)
    イノシシが警戒感なくわなに近づき捕獲されています。