有害鳥獣ハンター養成塾


平成26年度から実施しているハンター養成塾では、若手狩猟者を確保、育成するため、年4回の講座を行っています。
受講生は、市町からの推薦を受け毎年5月頃に決定します(50名程度)。
異なる3講座以上に出席して講座を修了し、狩猟免許・銃砲所持許可を取得した受講者には、免許、許可の取得経費が補助されます。


ハンター養成塾の講義

ハンター養成塾の講義

ハンター養成塾の講義

ハンター養成塾の講義


鳥獣害対策指導者研修


県下で鳥獣害対策にあたる県、市町、団体の職員を対象に、制度や技術を学ぶ研修会を開催しています。


指導者育成研修の講義

指導者育成研修の現地視察


参考動画(タイトルをクリックください。)
  • ハンター養成塾の講義
    ㈱野生鳥獣連携センター阿部豪氏
    (本マニュアル監修者)
    阿部氏は、野生鳥獣対策の第一人者として全国で調査、研究活動に取り組まれています。

  • ハンター養成塾の現地研修
    獣肉処理加工施設「高縄ジビエ」
    ハンター養成塾では、座学だけでなく、関係者の協力を得て、年2回の現地研修がカリキュラムに組まれています。

  • ハンター養成塾の現地研修
    現役狩猟者との意見交換「西条イノハン会」
    高い技術を持つ狩猟者との交流により、狩猟者としての心構えや狩猟の魅力を学ぶことができます。

  • 指導者育成研修
    県農業普及員による県内優良事例の発表
    県、市町、団体の鳥獣害対策担当者を対象とした研修会では、県下の取り組み事例等が報告されています。

専門家の解説


同様の研修会や講座は、他府県でも多く開催されるようになってきましたが、愛媛県では、県が独自に蓄積してきた技術資料や視聴覚資料を基に構成された「動画で見る有害獣捕獲マニュアル」の解説と活用法を柱に据えるなど、県民がより実感や興味を持って受講できるような工夫がされていた点が評価できます。

今後は、これらの研修会を受講した実猟経験の少ない指導者や新米猟師が現場で直面する課題をフィードバックしてもらい、初心者がつまづきやすいポイントについて、解決策や指導の際の根拠となる動画資料の充実を図るなど、双方向に発展していくことが期待されます。